日本箱庭療法研究会について

箱庭療法とは心理療法の中の一つで、安心で邪魔されない環境の中で、限定された大きさの箱に玩具を自由におくことにより、言葉では表現できない無意識(意識も含む)の内容を表現します。
箱庭療法というと何か特別な手法のように思われがちですが、子供が砂遊びやお絵かきをすることと似ています。それらを自由に表現することで、言葉では言い表せられないものを出し、こころが癒されていくのです。
箱庭として表された表現は意識的・無意識的要素が含まれるため、クライアントがすべての玩具についての意味が分かっているとは限りません。
ですから、箱庭療法の分析よりも、製作された箱庭を見て、セラピストが何を感じるかが大変重要になります。
クライアントは自分の製作した箱庭を眺めていると無意識が何かを発見し、問題解決されていく場合も多いのです。

 

日本箱庭療法研究会では、養成講座の他に、定期的な交流会を開催しています。交流会でイメージ感覚を養っていくことこそが重要と考えております。定期交流会は、養成講座を受講された方でしたら予約制で参加していただけます。

箱庭療法とは

箱庭療法とは、心理療法において用いられる一つの療法で、カウンセラーが作り方や出来上がった箱庭を解釈や象徴、配置や意味などで分析し、クライアントが製作しながら、また、出来上がった箱庭から何かのきづきを得たり、自然な発散をうながす事により心の整理を行うものと言えます。

箱庭はイギリスのD.カルフによってつくられた治療技法の一つです。箱庭療法は、日本の心理療法家で、ユング派の心理療法家の河合隼雄氏が日本に持ち込み、「箱庭療法」と名づけました。
箱庭療法は、心理療法において用いられる表現療法の一つで、クライアントが砂の入った木箱(縦57cm、横72cm、高さ7cmの大きさで、砂を掘ると水が出たような感じにすることを配慮して内側は水色に塗られている木の箱。)の中にミニチュアを自由に置いていき、一つの作品を作ることによって、心の中の深い世界に抑圧されたものを表現することによって抑圧された感情をカタルシス(浄化)することができます。同時に、心の奥の言葉で表現できないものを箱庭の中に投影(表現)します。箱庭療法では、言葉に出来ない、伝えきれなかった心のの内面世界を表現する事で癒し効果があり、クライアント自身の自己治癒力が働き出し始めます。
箱庭療法は、自己表現が苦手な子供さんから大人まで用いる事が可能です。

箱庭療法は分析・解釈しすぎるのも危険です。何故なら、箱庭療法は占いではないからです。もちろん、出来上がった箱庭を分析・解釈をしておく必要はありますが、それがクライアントの全てではないからです。箱庭を分析・解釈にこだわるカウンセラーもいらっしゃいますが、もしご自信がクライアントだったとして製作した箱庭をご自身に当てはまらない解釈でカウンセラーに決め付けられたとしたら、あなたならどう思いますか。また、そのような無理やりの解釈でカウンセリングを進めると、間違った方向に進む事になるでしょう。

日本箱庭療法研究所

  • 箱庭心理セラピスト講座(東京・大阪で年数回開講)
  • 箱庭定期交流会(現在大阪のみ定期的)
  • 箱庭研究発表会、懇親会(年1回東京、または、大阪で行う)
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